話下手を克服する前に一番大切なこと
無意識の楽しいおしゃべりを通して
今の自分をもっと好きになる
おしゃべりサロン『ねこみみ』の外城美江です。
「話下手をどうにか克服したい…」
「克服するにはどうしたら良いんだろう」
話下手は克服しなければいけないもの
そう思っていませんか?
今回は話下手を克服したいと願う方に
一番大切な前提のお話をしたいと思います。
それは…
話下手は克服しようとしなくて良い
ということです。
なぜなら
話下手は克服するものではなくて
「自分はそもそも話下手ではなかった」と
気づいて手放していくものだからです。
克服せず話下手でない自分を発見する
「うまく話せない」
「話すのが苦手」
そう思うときはどんなときですか?
- 初対面の人とお話しするとき
- 人前で発表するとき
- 好きな人の前にいるとき
- 苦手な上司に報告するとき
など、その場にいるだけで
緊張してしまうような場面ではないでしょうか。
反対に
気心の知れた友達といるときや
家族といるときなど
リラックスしているときはいかがですか?
何も考えていなくても
スラスラと言葉が出てきているのではないでしょうか。
何も考えなくても良いぐらい
リラックスしているとき
自分がどんなふうにお話しているか
ぜひまずは意識して観察してみてください。
きっと
話下手ではない自分もいるはずです。
話下手は自分で自分にかけている暗示
うまく話せないときも話せる時もある
それが真実です。
話下手を克服しようとするのではなく
「私は話下手だから」
「私は話すのが苦手」
そう自分で自分にかけてしまっている暗示を
一緒に解いていきましょう。
「言葉にする力」「伝える力」は
どなたの中にもすでに備わっています。
あとは
それを使えるようにしていくだけで
いつのまにか、どんな場面でも
気持ちを伝えられる
言葉にできる自分に変化していけるからです。
克服しようとしないことが一番の近道
今回は
話下手を克服しようとせずに話せる自分になる
一番大切な前提のお話をしました。
「克服したい」
そう思う背景には
「話下手な自分はダメだ」
「今のままではいけない」
という無意識の前提があります。
今の自分を否定したまま
話し方教室に通ったり
コミュニケーションの本を読んだり
努力を重ねても
できない自分にばかり意識がいってしまい
苦しいものになってしまうのではと思います。
克服しなくても
もっと簡単に優しく
素直に楽しく話せるようになる方法を
これからもお伝えしていきます。
どうぞ楽しみにしていてくださいね。