今はただちゃんと悲しんで良い♡

外城美江です。


何か悲しいことが起きて
誰かが私に打ち明けてくれた時。

 
元気づけたくて
自分が悪い・自分がダメだと
自分を責めて欲しくなくて


実際ダメじゃないし


「そんなことないよ」
「きっとこうなんじゃない?」
「大丈夫」
「こうすると良いよ」


後ろ向きな言葉を打ち消し
アドバイスをしたくなる。



過去を振り返り
「これがダメだったのかな」
「どうしたら良かったのかな」


納得できる理由が欲しくて
もう同じことが起きて欲しくなくて


・次は失敗しないように
・次はもっと上手にできるように


反省できることを探す。

 

  
そんな言葉を聴きながら
私も一緒になって
自分の経験や知識と照らし合わせて考え


少しでも
今の悲しみを和らげたり

同じ悲しさを
もう感じなくて良いように

対策を練ろうとしてしまう。

対策なんてせずただ時期が来たら美しく花ひらく桜はいつだって美しい♡



うちへ帰ってからも


もっと他に
伝えられることなかったかな…

どうしたら
今の気持ちを和らげてあげられたかな…


そんなふうに考えてることに気づいて
やっと、気づいた。



今の悲しい気持ち
寂しい気持ち
がっかりした気持ち
自分がダメな気がしてして
胸がキューっと苦しくなる感じ。


 
あれこれアドバイスするより
励まそうとするより


そうした今の気持ちを
「ちゃんと感じられる」居場所

心のスペースを創ることのほうが
大切だったんじゃないかなって。


 
つまりそれは
ただ今の気持ちに寄り添うということ。



ちゃんと感じたら
感情の奥にある本当の思い

「本当はどうしたかったか」
「これからどうしていきたいのか」

自然と自分で気づけたりする。



振り返ると
もう2度と傷つかないように
頭でこねくり回し
感情から逃れるほどに


そのときは
すぐに楽になったとしても


どんどん感情から逃げることが
上手になり
感じることが怖くなっていった気がする。



魂からしたら
どの感情も全て喜び。



ネガティブな感情から逃れようとすることは
自分の喜びを否定し
排除しようとすることと同じ。


逃れたつもりでも
ただフタをしただけで
それらは解放されるのを待ってるから

また悲しいことが起きて
解放していこうとする。



また同じようなことを
気づいてもらえるまで繰り返す。



だから
今はただちゃんと悲しんで良い
んだな。

 

下手なアドバイスもいらない。
ただ話を聴いてあげるだけ。
一緒に、うん、うん、と
悲しみを受け止めるだけ。


それだけで
悲しみは癒されていく♡



これからは自分にも人にも
そうしていきたい。

桜を愛でるようにどんな感情も愛でよう♡